シミの肌ケアテク

美白化粧品でシミが消えない理由。シミを消すならまず肌環境を整えて!

若い時にシミなど気にしたことなくガンガンに日焼けしてきた。子供が生まれてから、毎日のように天気の良い日は公園で外遊びするようになった。子供がサッカーや野球を習うようになり、そのお世話で長時間外にいる時間が増えた。一時期流行った美顔器で顔を入念に時間をかけてゴリゴリしていた。このような何気ない行動の積み重ねによって、少しずつ少しずつ黒褐色のメラニンが肌の中に溜まっていき、いつしか気付けば顔にシミが出来ていた!ということが、シミ肌で悩む人には多くあります。

 

そうなって初めて美白コスメを使用するようになるのですが、美白コスメを使ってもシミが消えないじゃない!と不満に思われる人もまた多いです。

 

今までは美白コスメはあくまでもシミを予防するものであって、出来てしまったシミは消せないという概念がありましたが、美白研究も進み、きちんとした条件が整えばシミを消すことも可能になってきています。その条件とは何なのでしょうか。

 

 

条件その1 肌が潤っていること

 

 

まずはシミを予防する観点において、肌が潤っていることが最低条件になります。

 

 

肌がガサガサに乾燥して肌のバリア機能が著しく低下していると、シミの原因となる紫外線や摩擦など外的刺激が肌表面で跳ね返されることなく、容赦なく皮膚の中の方まで侵害してきます。バリア機能で跳ね返されなかった刺激が肌にストレスとなり、活性酸素が大量に発生します。すると、シミの元となるメラニンが大量に作り出されてしまいます。

 

 

シミが加齢とともに出やすくなるのは、肌の潤いを維持するために必要不可欠なセラミドが加齢とともに減少していくから。セラミドは皮膚の細胞同士を結び付けて水分を蓄えやすいようにする役割がありますが、セラミドの量が不足していると、細胞同士の結びつきがボコボコと分断され、そこから保持しておくべき水分が蒸発して出て行ってしまいます。

 

 

何もしなくても加齢とともにセラミドは減っていくわけですから、肌が乾燥しないように積極的にセラミドを補うことが、シミを予防し且つシミが消えていく効果を感じる為には、最低必要な基礎条件になるのです。

 

 

保湿して肌を潤わせることは、シミ対策する上においてはマストです!

 

 

 

条件その2 肌の代謝が良いこと

 

 

肌の代謝が良いということは、ターンオーバーが正常であるということ。新しい皮膚細胞が誕生し、古い皮膚細胞を肌の外に排出するという一連の流れが滞ってしまうと、大量発生したメラニンは外に排出されずに皮膚内に蓄積されてしまいます。

 

 

メラニンを外に押し出す力がなければ、いつまでもシミが消えることはありません。シミを退治するためには肌代謝の向上は不可欠です。

 

 

・しっかり保湿して乾燥から肌を守る
・しっかり睡眠を取り、美肌ホルモンを分泌させる
・ホットタオルなどで血流を良くさせる
・皮膚再生に必要なたんぱく質やビタミン類をしっかり摂る

 

 

このように基本的なスキンケアを毎日怠らず、規則正しい寝食生活を送っていれば、肌の新陳代謝は維持されるので、基本をコツコツ維持するようにしましょう。

 

 

条件その3 角質層を分厚くさせない

 

 

肌表面がゴワゴワとした手触りになり、硬く厚い角質で覆われてしまうと、せっかくの美白有効成分が届いて欲しい部分にまで浸透されなくなります。

 

 

角質層は肌を外的刺激から守るために存在しているのですが、肌が乾燥するとバリア機能が損なわれ、より一層肌を守らなければ!と、どんどん角質層が厚くなっていきます。

 

 

また、洗浄力が強すぎるクレンジングを使っていたり、毎日ゴシゴシと力を入れて洗顔をしたりなど、摩擦熱による刺激も角質層を厚くさせる原因の一つです。

 

 

角質層が分厚くなると、美白有効成分どころか、化粧水でさえしっかり浸透しなくなるため、摩擦を生じさせないよう優しいタッチで洗顔をし、肌が乾燥しないようしっかり保湿を心掛けましょう。

 

 

お肌を整えるお勧めの保湿成分とは

 

 

シミを予防するためにも、シミを消すためにも、バリア機能やターンオーバー機能、角質の厚さも健康的な肌をキープしなければいけません。

 

 

そこで最適な保湿成分が、角質層の保水力の高い順から、セラミド・ステアリン酸コレステロール・天然保湿因子(NMF)です。
また、肌のハリツヤに影響を及ぼす真皮を保湿する効果のある成分が、ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン・ヘパリン類似物質です。

 

 

ただ肌が乾燥しているだけならセラミド配合の保湿コスメを使うと良いですが、乾燥だけでなく、シワ・シミ・たるみなどのエイジング悩みを抱えている場合は、セラミドとヒアルロン酸が一緒に配合されているコスメのように、角質層と真皮の両方の保湿成分が含まれている保湿コスメを選ぶと良いでしょう。

 

 

シミを消すのに有効な美白成分とは

 

 

さて、肌の保湿状況が整ったところで、ようやく美白コスメを効果的に使うことができます。美白コスメはメラニンが生成されてシミになる過程に働きかけてシミを予防したり、出来たシミを分解して排泄する効果があります。

 

 

シミを予防したい場合

 

 

「今は特にシミに困っていないけれど、将来シミになったら嫌だから、今のうちからしっかりとシミ予防対策をしておきたい」という場合は、以下の美白成分がおすすめです。

 

・アスタキサンチン
・4MSK
・ニコチン酸アミド
・プラセンタ
・ルシノール
・アルブチン
・エラグ酸
・コウジ酸
・トラネキサム酸
・カモミラET

 

 

今あるシミを消したい場合

 

 

「もう既に輪郭のハッキリしたシミが出ていて、このシミをとにかく消したい」という場合は、以下の美白成分をお勧めします。

 

・ビタミンC誘導体
・ハイドロキノン

 

 

まずはビミタンC誘導体から初めてみよう

 

 

既に存在するシミを還元してくれるのはビタミンC誘導体とハイドロキノンですが、ハイドロキノンはかなり効き目の強い成分で、敏感肌の人にはかなり刺激に感じる方もいます。

 

 

ビタミンC誘導体はシミを消す作用だけでなく、シミの原因となる活性酸素や炎症を抑制する効果や、メラニンを排泄するターンオーバー機能を正常に戻す効果、皮脂分泌を抑えニキビ肌をコントロールする効果、コラーゲンの生成を促して肌の張りを取り戻す効果などがあります。

 

 

シミ肌は他のエイジング悩みを抱え込んでいることが多いので、万能に作用してくれるビタミンC誘導体からまずは初めてみると良いでしょう。